私は大手JTCで約20年働いてきました。
その中で、多くの優秀な人が出世する姿も、逆に能力があるにもかかわらず出世できない人も見てきました。
もちろん、会社によって違いはあります。しかし、多くのJTCに共通している傾向があると感じています。
今回は、私が実際に見てきた「JTCで出世しない人の特徴」を2つ紹介します。
上司に好かれていない人
身も蓋もない話ですが、これは非常に大きなポイントです。
会社では最終的に上司が評価を行います。
自分を評価する人から嫌われている状態で昇進するには、誰もが認める圧倒的な成果を出し続ける必要があります。
しかし、JTCではそれが意外と難しいのです。
なぜなら、大企業の仕事は非常によく仕組み化されているからです。
業務フローやルール、組織体制が整備されているため、一人の社員の能力だけで会社の業績が劇的に変わることはほとんどありません。
もちろん仕事ができる人とそうでない人の差はあります。
ただ、その差は多くの場合20%前後の範囲に収まります。
その程度の差で競争している世界では、評価者との信頼関係が昇進に大きく影響します。
「実力だけで評価されるべきだ」と考えたくなる気持ちも分かります。
しかし、JTCで出世を目指すのであれば、「出世も一つのゲーム」と割り切り、評価者との信頼関係を築くことも仕事の一部だと考えた方が結果につながりやすいと思います。
正論を振りかざす人
もう一つは、正論だけで仕事を進めようとする人です。
もちろん、正しいことを言うこと自体は悪いことではありません。
むしろ会社にとって必要な場面も多くあります。
しかし、実際の仕事では複数の部署や関係者が関わります。
それぞれに立場があり、責任があり、守るべきものがあります。
だからこそ、お互いの意見がぶつかることも珍しくありません。
そのような場面で、自分の正論だけを押し通そうとすると、周囲との関係が悪くなり、結果として仕事も進まなくなります。
出世する人を見ていると、正論を捨てているわけではありません。
相手の事情を理解し、落としどころを探しながら、最終的に会社全体として良い方向へ導く力があります。
これは単なる「迎合」ではなく、大人としての調整力です。
JTCでは、この調整力が非常に高く評価されると感じています。
まとめ
私が20年近くJTCで働いてきて感じる、出世しにくい人の特徴は次の2つです。
- 上司との信頼関係を築けていない人
- 正論だけで仕事を進めようとする人
もちろん、これだけで昇進が決まるわけではありません。
仕事の能力や成果は大前提として必要です。
ただ、その上で組織の中で信頼を得る力や、人を巻き込みながら物事を進める力がある人ほど、長期的には出世しているケースが多いと感じます。
JTCは個人プレーではなく、組織で成果を出す世界です。
そのルールを理解して行動できる人ほど、会社の中では評価されやすいのではないでしょうか。

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