前回の記事では、東南アジア駐在の魅力についてお話ししました。
今回はその逆で、「実際に住んでみて少し残念だと感じたこと」をお伝えしたいと思います。
もちろん、東南アジアは私にとって素晴らしい駐在先でした。
それでも、実際に長く生活してみると、日本との違いから不便さや物足りなさを感じる場面もありました。
一年中夏なので、季節の変化がない
東南アジアは基本的に一年中暖かく、とても過ごしやすい気候です。
しかし、その反面、季節の変化がほとんどありません。
雨季と乾季の違いはありますが、日本のように春・夏・秋・冬を感じることはほとんどありません。
桜が咲く春、紅葉の秋、寒い日に食べる鍋料理など、日本では当たり前だった季節の楽しみが恋しくなることがあります。
旬の食べ物を楽しんだり、「今年もこの季節が来たな」と感じたりする機会が少ないため、生活が少し単調に感じることもありました。
スポーツやイベントを楽しむ機会は意外と少ない
欧米へ駐在している方の話を聞くと、仕事終わりに野球やバスケットボール、サッカーなどを観戦するという楽しみ方をよく耳にします。
一方で、東南アジアでは、そうした大規模なスポーツイベントが日常的に開催されている国は多くありません。
もちろん国によって違いはありますが、「今日は仕事帰りにプロスポーツを観に行こう」といった楽しみ方は、日本や欧米ほど一般的ではないと感じました。
仕事以外の娯楽の選択肢という意味では、少し物足りなく感じる人もいるかもしれません。
気を付けないと運動不足になりやすい
もう一つ感じたのは、運動不足になりやすいことです。
シンガポールを除く多くの東南アジアの駐在では、ドライバー付きの車で移動するケースも珍しくありません。
また、現地でも徒歩で移動する文化は日本ほど根付いていません。
そのため、家から会社、会社から会食、そして帰宅まで、一日ほとんど歩かないという生活になることもあります。
気が付けば、平日は仕事と会食、週末はゴルフという生活が繰り返され、生活リズムが単調になりやすいと感じました。
だからこそ、ジムに通ったり、ランニングをしたり、意識的に運動する習慣を作ることがとても大切だと思います。
東南アジア駐在は、本当に魅力の多い経験です。
ただ、どんな環境にも良い面とそうでない面があります。
これから東南アジアへの駐在を考えている方には、良いところだけでなく、こうした現実も知った上でチャレンジしていただければ、より充実した海外生活を送れるのではないかと思います。

コメント