東南アジアの駐在員は、国が違っても不思議なくらい似たような生活を送っています。
平日は朝から会社へ行き、夕方まで仕事。その後は取引先との会食や社内の飲み会に参加し、帰宅。もちろん毎日飲み会というわけではありませんが、平日の生活はおおむねこのルーティンです。
そして土日になると、多くの駐在員はゴルフ場へ向かいます。
会社によってはゴルフ会員権を保有しているケースもあり、日本では考えられないほど安い料金でプレーできます。メンバー同士で同好会を作り、毎週のようにラウンドを楽しみます。
プレーが終わればクラブハウスでランチ。軽くお酒を飲みながら談笑し、午後3時頃には帰宅。
これが週末の定番です。
東南アジアには四季がありません。日本のように「今日は暑いからやめよう」「冬だからゴルフは休もう」ということもありません。
そのため、この生活を一年中続けることができます。
年間100ラウンドを超える人も珍しくなく、中には120ラウンド以上回る人もいます。
初めて駐在した頃は、「よく毎週飽きずにゴルフができるな」と不思議に思っていました。
しかし、駐在生活を続けるうちに、その理由が少しずつ分かるようになりました。
海外では家族や昔からの友人が近くにいるわけではありません。仕事以外で人と交流する機会は意外と少なく、ゴルフは数少ないコミュニティの場になります。
取引先との関係づくり、駐在員同士の情報交換、そして適度な運動。ゴルフにはさまざまな役割があります。
一方で、この生活を何年も続けていると、「仕事・飲み会・ゴルフ」の毎日になり、新しい趣味や挑戦をする機会が減ってしまう面もあります。
私はゴルフも好きですが、駐在生活だからこそ、その国ならではの文化や旅行、そして新しいことにも挑戦したいと思っています。
せっかく海外で生活する貴重な数年間です。
ゴルフだけで終わるには、少しもったいない気もするのです。

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