「仕事ができる人が出世する。」
多くの人はそう考えると思います。
私も社会人になった頃は、そう信じていました。
しかし、大手JTCで約20年働いてきた今、少し違う景色が見えています。
もちろん、部長や役員になる人は優秀です。
高い学力があり、仕事の基礎力も高く、コミュニケーション能力も備えています。
ただ、それはスタートラインに過ぎません。
同じような優秀な人材が並ぶ中で、最後に出世する人を見ていると、共通する特徴が2つあると感じています。
① 圧倒的な体力
一つ目は、体力です。
ここでいう体力とは、スポーツ選手のような身体能力ではありません。
毎日高いパフォーマンスを維持し続ける力です。
私が見てきた部長や役員クラスの人たちは、とにかくタフでした。
昼間は重要な会議を何本もこなし、夜は会食。
帰宅が遅くなっても、翌朝には何事もなかったかのように出社し、朝一番の会議から全力で仕事をしています。
「昨日飲み過ぎたので午前休です。」
そんな姿は、ほとんど見たことがありません。
付き合うときは徹底的に付き合い、翌日も100%で働く。
この体力は、想像以上に大きな武器なのだと感じています。
② 会社へのコミットメント
二つ目は、会社へのコミットメントです。
ここでいうコミットメントとは、
会社の目標を自分の目標として、本気で向き合えるか。
ということです。
仕事ができる人でも、
「この仕事、本当に意味があるのかな。」
「会社のためにここまで頑張る必要があるのかな。」
そんな気持ちになることは珍しくありません。
実は私自身も、そう思うことがあります。
しかし、出世していく人たちは違います。
会社の目標を自分ごととして受け止め、組織のために愚直なまでに努力を続けます。
能力だけでなく、その姿勢や熱量が周囲から信頼され、大きな評価につながっているように感じます。
能力だけでは差がつかない時代
もちろん、出世には運もあります。
上司との相性。
タイミング。
人事異動。
さまざまな要素が重なります。
それでも、20年近く大手JTCで働いてきた私が感じる共通点は、
- 圧倒的な体力
- 会社への高いコミットメント
この2つです。
最終的に部長や役員になる人には、この特徴を持つ人が非常に多いように思います。
AI時代だからこそ、この2つの価値は高まる
これからは生成AIがさらに進化していきます。
資料作成。
文章作成。
データ分析。
企画書作成。
こうした仕事は、AIが強力にサポートしてくれる時代になります。
つまり、
「仕事が速い」
「資料作成が上手い」
「文章がきれい」
といった能力だけでは、以前ほど差がつきにくくなるでしょう。
一方で、
最後までやり切る体力。
周囲を巻き込みながら組織を動かす力。
会社やチームに本気で向き合う姿勢。
これらは、少なくとも現時点ではAIが代替しにくい能力です。
だからこそ、これからの時代は能力以上に「体力」と「コミットメント」が評価される場面が増えると私は考えています。
最後に
これはあくまで、私が約20年にわたり大手JTCで働く中で感じたことです。
会社によって文化は違いますし、もちろん例外もあります。
それでも、「出世する人」を思い浮かべると、不思議なくらいこの2つの特徴に当てはまる人が多いのです。
一方で、私は45歳で会社を卒業し、自分の人生を歩むことを目標にしています。
だからこそ、出世の仕組みを理解したうえで、そのレールに乗り続けるのか、それとも別の道を選ぶのかを、自分自身で選択したいと思っています。

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