海外駐在のメリットというと、何を思い浮かべるでしょうか。
海外勤務手当で給料が増える。
会社負担でいい家に住める。
子どもに海外経験をさせられる。
キャリアにもプラスになる。
確かに、どれも海外駐在の大きなメリットです。
ただ、実際に海外で生活してみて感じる、もう一つの大きなメリットがあります。
それが、
「一生付き合える友達ができること」
です。
海外に出ると「会社の垣根」が一気に低くなる
日本で会社員をしていると、意外と他社の人と知り合う機会は多くありません。
仕事で付き合いのあるお客さんや取引先とは知り合いますが、それ以外の会社の人とプライベートで仲良くなる機会は、それほど多くないのではないでしょうか。
ところが、海外駐在すると状況が一変します。
海外の日本人コミュニティは、日本に比べると圧倒的に小さいからです。
そのため、会社の垣根を越えて知り合う機会が一気に増えます。
例えば、
- 日本人コミュニティの集まり
- コンドミニアムのつながり
- 子どもの学校
- 趣味の集まり
- ゴルフ
など。
仕事ではまったく接点のない会社の人とも、普通に知り合います。
「どこの会社に勤めているか」という垣根が、日本にいるときよりずっと低くなる感覚があります。
子どもがいると「家族ぐるみ」の付き合いになる
特に子どもがいる駐在員の場合、人間関係はさらに広がります。
同じ学校に通う子どもの家族と知り合い、休日に一緒に遊ぶ。
家族同士で食事をする。
旅行に行く。
親だけでなく、子ども同士も仲良くなる。
こうなると単なる「会社の知り合い」ではありません。
家族ぐるみの友達になります。
海外という慣れない環境で生活しているからこそ、お互いに助け合うことも多く、関係が深くなりやすいのかもしれません。
そして駐在が終わり、日本に帰国した後も付き合いが続く。
そんな友達ができるのは、海外駐在の大きな財産だと思います。
20代でも50代でも友達はできる
これは若い駐在員だけの話ではありません。
20代の若手駐在員には若手のコミュニティがありますし、30代、40代には子育て世代のコミュニティがあります。
50代、60代のおじさん駐在員にも、もちろんコミュニティがあります。
典型的なのはゴルフ仲間でしょう。
さらに面白いのが、同じ年に生まれた人たちで集まる「○○会」です。
例えば1969年生まれなら「69会」、1978年生まれなら「78会」といった具合です。
会社も業界も関係なく、
「同じ年に生まれた日本人駐在員」
というだけで集まる。
日本にいたら、なかなかできない人間関係だと思います。
海外駐在で最後に残るのは「人」かもしれない
海外駐在には経済的なメリットがあります。
キャリア上のメリットもあります。
私自身、海外駐在は資産形成の面でも非常に大きなチャンスだと思っています。
でも、駐在が終わった後に何が残るのかを考えると、実は一番大きいのは人間関係なのかもしれません。
会社も業界も違う。
年齢もバックグラウンドも違う。
日本にいたら出会わなかったであろう人たちと知り合い、家族ぐるみで付き合う。
そして帰国してからも付き合いが続いていく。
お金には換算できませんが、これは人生を豊かにしてくれる大きな財産です。
海外駐在を考えている人には、給料やキャリアだけではなく、
「日本にいたら出会えなかった人たちと出会える」
というメリットも知ってほしいと思います。
私にとって、一生付き合える友達ができたことは、海外駐在をして本当によかったと思えることの一つです。

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