私は日本株、それも中小型の個別株を中心に投資しています。
投資歴はなんだかんだ10年ほど。もちろん最初からうまくいっていたわけではなく、いろいろ失敗しながら、少しずつ自分なりの投資の「型」ができてきました。
ただ、最近思うのは、個別株投資は万人におすすめできるものではないということです。
基本はインデックス投資でいい
もし自分の子どもたちが将来、資産運用について相談してきたら、私はまず、
「基本はインデックス投資でいい」
と伝えると思います。
世界株などに広く分散された低コストのインデックスファンドを、毎月淡々と買い続ける。
投資や企業分析そのものに興味がないのであれば、それが一番いいと思っています。
では、なぜ私は個別株をやっているのか。
理由は単純で、企業を分析すること自体が好きだからです。
決算資料を読む。
売上や利益の推移を見る。
競合企業と比較する。
「この会社は5年後どうなっているだろう」と考える。
そして、市場から過小評価されている会社を探す。
こういうことを私は面倒だと思わず、むしろ楽しんでやっています。
だから10年近く続いているのだと思います。
これは能力というより、かなり趣味嗜好に近い。
だからこそ、再現性があるとも思っていません。
「おすすめ銘柄」を買うだけでは続かない
XやYouTubeでは、著名な投資家が「おすすめの個別株」を紹介していることがあります。
それを参考にすること自体はいいと思います。
ただ、「買うこと」は真似できても、その後の投資判断まで真似するのは難しい。
ここが個別株投資の難しいところです。
誰かがおすすめしていた株を1,000円で買ったとして、それが800円まで下がったとします。
自分で企業を分析して、
「業績は想定通り」
「競争優位性も変わっていない」
「むしろ割安になった」
と判断できるのであれば、保有を続けることができます。
でも、「有名な投資家がおすすめしていたから」という理由だけで買っていると、株価が少し下がっただけで不安になります。
そして怖くなって売ってしまい、結果的に損をする。
逆に株価が上がっても、いつ売ればいいのか分からない。
入口だけ他人の真似をしても、出口の判断ができない。
これが、他人のおすすめ銘柄をそのまま買う投資が長続きしにくい理由だと思っています。
もちろん、XやYouTubeで知らなかった企業を知るのは大いにありです。
ただ、そこから自分で調べて、
「なぜこの会社を買うのか」
「何が起きたら自分の判断が間違っていたと考えるのか」
くらいは、自分の言葉で説明できる状態にしてから買った方がいい。
個別株は「好きならやればいい」
結局、私の考えはシンプルです。
資産形成の基本はインデックス投資。
個別株投資は、それ自体を楽しめる人がやればいい。
企業の決算を読むのが面倒。
株価が下がった理由を調べるのも面倒。
企業の5年後、10年後を考えることにも興味がない。
それなら、無理に個別株をやる必要はないと思います。
一方で、企業を調べて、自分なりに仮説を立てて、その仮説が正しかったのかを何年もかけて確認していく。
それを面白いと思えるなら、個別株投資はとても面白い世界です。
私はたまたま、こちら側の人間でした。
だからこれからも、日本の中小型株を中心に、自分なりに面白い会社を探していこうと思っています。
このブログでも、私がどんな基準で企業を選び、どこを見て投資判断をしているのかを、少しずつ書いていきたいと思います。

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