会社員を長くやっていると、最近よく思うことがあります。
自分が思っていることって、意外と周りにバレている。
たとえば、仕事へのやる気がなくなっているとき。
本人としては、
「普通に仕事しているし、会議でもちゃんと発言している」
「上司の前では前向きに振る舞っている」
「別に周りには気づかれていないだろう」
と思っていたりします。
でも、周りから見ると意外と分かります。
言葉より、小さな行動に出る
露骨に「仕事に興味ありません」という態度を取る人は、そんなにいません。
それでも、
以前なら自分からやっていたことをやらなくなる。
会議で発言はするけれど、どこか他人事になる。
新しい仕事を振られたときの反応が微妙に変わる。
必要な仕事はやるけれど、それ以上はやらなくなる。
本人はうまく取り繕っているつもりでも、こういう小さな変化が積み重なっていきます。
そして毎日一緒に働いている人は、意外とそれを見ています。
特に長く一緒に働いている人ほど、
「前とちょっと違うな」
という変化には敏感です。
「演技できている」と思っているのは自分だけかもしれない
これは仕事へのやる気だけではありません。
この仕事に興味がない。
この人とは働きたくない。
この会議には意味がないと思っている。
転職しようと思っている。
出世に興味がなくなっている。
口に出さなくても、意外と態度には出るものです。
本人はそれなりに演技できているつもりでも、周囲から見ると結構バレバレだったりします。
人間は思っている以上に、表情、声のトーン、反応の速さ、仕事への踏み込み方などから、相手の本音を感じ取っているのだと思います。
だったら、バレている前提で考えた方がいい
だから最近は、
「自分の本音は、ある程度周りにバレている」
くらいの前提でいた方がいいのではないかと思っています。
もちろん、何でも本音を口にすればいいという話ではありません。
会社員である以上、ある程度取り繕うことも必要です。
ただ、本当は完全に興味を失っているのに、表面上だけ「やる気があります」と演じ続けるのは、思っているほど周囲を騙せていない。
それなら、自分がなぜそうなっているのかを考えた方がいい。
仕事そのものに飽きたのか。
今の部署が合わないのか。
会社そのものへの興味を失ったのか。
それとも、単純に少し疲れているだけなのか。
取り繕うことに力を使うより、自分の本音を一度ちゃんと認識する。
その方が次に何をするべきかも見えてくる気がします。
人は思っている以上に、人を見ている
会社には、言葉にされない情報がたくさんあります。
「あの人、最近ちょっとやる気なくなってるよね」
「あの人、たぶん異動したいんだろうな」
「あの人、もう出世には興味なさそうだよね」
本人が誰にも言っていないのに、周囲ではなんとなく共有されている。
20年近く会社員をやっていると、そんな場面を何度も見てきました。
そして、おそらく自分自身も同じです。
だいたい、思っていることはバレています。
だからこそ、周囲にどう見せるかばかりを考えるより、自分が本当はどう思っているのかを理解しておく。
その方が、長い会社員人生では大事なのかもしれません。

コメント