会社に一人くらい、
「この人が飲み会にいると面白い」
という人がいませんか。
特別に変わった仕事をしているわけでもないのに、なぜか面白い話をたくさん持っている。
長く会社員をやってきて、こういう人たちは何が違うのか、自分なりに考えてみました。
面白い人は「正確さ」より「面白さ」を優先する
真面目な人ほど、何かを話すとき、
「最初にこれが起きて、その次にこれがあって……」
と、実際に起きた順番通り正確に説明しようとします。
仕事では大切ですが、飲み会ではだいたい面白くありません。
話が面白い人は、嘘をつくわけではないけれど、いらない部分を省略したり、順番を変えたり、面白いところを少し強調したりする。
いわゆる**「盛る」**というやつです。
ただ、これは嘘というより、事実を面白く伝えるための編集に近いと思います。
同じ出来事でも、どこを強調して、どこでオチを持ってくるか。
面白い人は、この編集がうまい。
面白い人はエピソードをストックしている
もう一つの特徴は、とにかくエピソードをたくさん持っていることです。
昔の上司、若手時代の失敗、出張でのトラブル、飲み会での事件。
それを話題に合わせて、絶妙なタイミングで出してきます。
おそらく記憶力が特別いいわけではありません。
何かが起きたときに、
「これ面白いな」
とちゃんと認識して、頭の中にストックしているのだと思います。
面白い人にだけ、面白いことが起きているわけではない
「自分の周りでは、そんな面白いこと起きないんですよね」
という人もいます。
でも、本当にそうでしょうか。
変な上司、謎の会議、出張でのトラブル、自分の失敗、家族との会話。
小さな面白い出来事は、誰の周りにもそれなりに起きています。
違うのは、そこにアンテナを張っているかどうか。
面白い人は、普通なら流してしまうような出来事を、
「これ、今度使えるな」
と拾っている。
そして、覚えて、少し編集して、自分のエピソードとしてストックする。
だから必要なときに、
「そういえば昔こんなことがあってさ」
と出せるのだと思います。
「話が面白い」は、話術だけではない
結局、話が面白い人というのは、単に話術がある人ではないと思います。
拾う → 覚える → 編集する → 適切なタイミングで出す。
これを自然にやっている。
面白い人の周りにだけ、面白い出来事がたくさん起きているわけではありません。
みんなの周りにも転がっている出来事を、ちゃんと「面白い」と認識して拾っている。
話が面白い人になるために必要なのは、話術より先に、
日常の中で「これ、ちょっと面白いな」と思えるアンテナなのかもしれません。

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